エコキュートの業界累計出荷台数が 600 万台を突破しました
2018年7月26日
一般社団法人日本冷凍空調工業会および一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターが2018 年7 月25 日に発表したとおり、当社が2001 年に世界で初めて商品化した家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の業界累計出荷台数が、本年6 月末現在で600 万台を突破しました。
▼一般社団法人日本冷凍空調工業会および一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター「家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機"エコキュート"の累計出荷台数600 万台突破について（2018 年7 月25 日）」
「エコキュート」は、再生可能エネルギーである空気中の熱エネルギーを集めて活用する省エネルギー技術「ヒートポンプ」を導入した給湯機です。家庭で消費するエネルギーの約1/3 を占める「給湯」分野において、大幅なエネルギー消費の抑制を可能にしました。
当社は2001 年の商品化以来、環境に配慮し、お客さまのニーズにお応えする便利で快適なエコキュートの開発に努めてまいりました。本年４月に発売したエコキュートの2018 年モデルには、近年増加している入浴中の事故を防ぐため、全機種に入浴事故の予防をサポートする新機能「入浴お知らせ機能」を搭載しました。
また、業界トップクラスの年間給湯保温効率を備えているほか、電力メニューの特徴に合わせてお得な運転が可能な機能も搭載しており、ＡＩ（人工知能）を搭載したＨＥＭＳ（京セラ社製「ナビフィッツ」）と組み合わせることで、天気予報を活用し、家庭で発生する太陽光発電の余剰電力を積極的かつ効率的に使えます。
▼コロナ「エコキュート新製品22機種を発売～入浴をサポートする新機能を搭載し、エコキュートがさらに進化～（2018年1月10日）」
2015 年7 月に経済産業省により策定された長期エネルギー需給見通しによると、エコキュートは2030 年度までに1,400 万台の普及が目標に掲げられています。当社も引き続き、高い省エネルギー性を有し、地球温暖化対策への貢献が期待できるエコキュートのさらなる普及拡大を通じて、電気の需要面における「エネルギー消費の効率化」を推進してまいります。
※「エコキュート」の名称は、電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒CO2 ヒートポンプ給湯機の愛称として使用しているものです。
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