株式会社コロナ

令和5年 年頭式 社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2023年1月 6日

株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:大桃満)は、1月5日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止の観点からオンラインで会場を分散させて、令和5年年頭式を行いました。

社長 大桃満年頭挨拶 要旨

輝かしい新年を皆さんとともに、明るく元気に迎えることができ、たいへん嬉しく思います。

昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の爆発的な感染拡大がみられましたが、当社グループでは事業活動への影響を最小限に抑えられたと考えております。いまだ収束が見えない状況が続いておりますので、今後も気を緩めず、自己を律しながら正しい感染予防対策を実行していただければと思います。
また、原材料価格の高騰、電子部品類等の不足による調達難が一昨年前から継続しており、現在も完全に改善したとはいえない状況にありますが、お客様への供給責任を果たすことに全社を挙げて取り組みました。世界情勢は不安定な状況に陥っており、物価上昇などで私たちの生活にも影響を与えている中、事業活動継続を図るべく全社一丸となって尽力していただいたことに感謝申し上げます。

当社グループを取り巻く環境は、地球環境問題への関心の高まりなどにより、大きな局面を迎えております。これらを踏まえた中で、当社グループは、昨年、「つぎの快適をつくろう。CORONA」をより一層前に進め、当社が描くこれからの快適を実現するために、「コロナグループ中期経営戦略」をスタートさせました。
中期経営戦略の中では、これまでの領域を超え、壁を取り払い、持続可能な社会の実現に向けた「2026 ビジョン」を策定し、「CORONA」と「Action」を掛け合わせた「CORONAction.(コロナクション)」を旗印に掲げています。
そして、つぎの快適をつくるアクションを実現させるために、「第9次中期経営計画」を併せて策定し、経営方針のフレームに「経営とサステナビリティの融合」を掲げています。
サステナビリティは未来に向けて持続可能な環境・社会・経済を保ち続けるための動きといえます。環境にやさしい事業活動、人財育成やダイバーシティなどの推進、リスクへの備えなど、企業は持続的成長を実現しなければ、その存続に関わるところまで時代は変わっています。
これからも社会やお客様の日々の暮らしに寄り添う存在であるために、社員の皆さんの雇用と生活を守るために、経営の大きなテーマとしてサステナビリティに向き合ってまいります。

卯年は、飛躍する、契機になる年といわれます。ただし、社会・経営環境は厳しい状況が続いており、私たちの目の前にも解決しなければならない問題・課題が山積しております。厳しい状況を乗り越えるためにも、創業精神「誠実と努力」の実践、第9次中期経営計画のスローガン「変わる、そして挑む」のもと、変化を恐れず、挑み続ける姿勢を持つことが重要です。
新たな年が自らの力で飛躍する年となり、素晴らしい成果を生み出せるように、全社員が一丸となって「明朗・愛和・喜働」で邁進してまいりましょう。

結びに、本年が皆さんとご家族にとって良い年となりますよう心から祈念し、年頭の挨拶といたします。

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