【業界初】暖房×冷房、電気×ガス ハイブリッド冷暖房・給湯システム リンナイ、エア・ウォーターと共同開発
2020年9月10日
株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:小林一芳)は、リンナイ株式会社(本社:名古屋市中川区、社長:内藤弘康)、北海道エア・ウォーター株式会社(本社:札幌市中央区、社長:北川裕二)と共同で業界初※1の寒冷地(北海道・北東北)向けハイブリッド冷暖房・給湯システムを開発します。
寒冷地の給湯・空調設備は、全室への暖房と給湯を行う暖房・給湯システムを基本としつつ、夏の冷房用に別途エアコンを設置することが増えています。今回開発する寒冷地向けハイブリッド冷暖房・給湯システムは、給湯はもちろん、全居室への暖房と、2~3室の冷房に1システムで対応できます。
ヒートポンプユニットとガス給湯暖房用熱源機を持つ本システムは、時間帯や外気温等に応じて最も効率が高くなる様、運転を行います。冷暖房運転が可能なヒートポンプユニットを採用することで、夏の暑い時期のために別途エアコンを設置する必要が無く、ヒートポンプユニットも1つで済むため設置の制約も少なく済みます。
当社はヒートポンプユニットと冷暖房用端末(ファンコンベクタ)の開発と供給を担当し、2021年4月からリンナイ株式会社と北海道エア・ウォーター株式会社が販売を行います。
当社は、暮らしに安心やゆとりを提供し、「快適で心はずむ毎日」の実現を目指すとともに、エネルギーの効率的な利用などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1 2020年9月現在 当社調べ 電気とガスを組み合わせた家庭用の寒冷地向け冷暖房システムとして
ヒートポンプユニット
RHP-R87
ガス給湯暖房熱源機
RHBH-RM246AFF2-1
給湯暖房用リモコン
MBC-301VCK
熱交換ユニット
RNKU-2314
ファンコンベクタ
RFU-K30A
【オプション品】
寒冷地向けハイブリッド冷暖房・給湯システムの特長
1システムで複数の部屋を同時に冷暖房できるマルチ空調と給湯に対応
ヒートポンプユニットとガス給湯暖房熱源機を組み合わせたハイブリッド冷暖房・給湯システムは、家庭内全室の温水式暖房と、リビングルームなど2~3室の冷房、そして給湯、お風呂への湯はりまで1システムで対応できます。夏の暑い時期のために別途エアコンを設置する必要が無く、ヒートポンプユニットも1つで済むため、設置の制約も少なく済みます。
(システムイメージ)
寒冷地に適したマイルドな冷水冷房
冷温水ファンコイルユニットによる冷水冷房は、エアコンの冷房に比べて冷風吹出温度を抑え、冷えすぎない、室内の天井付近と床面近くでの温度差が少ないなどの特長があり、湿度の低い寒冷地の夏の気候に適した冷房です。
エアコンの冷房は、室内機で熱交換しても冷媒温度は一定なのに対して、冷温水ファンコイルユニットによる冷水冷房は室内機で熱交換する際に冷水が温度上昇するため、空気の吹き出し温度はエアコン冷房より少し高めになります。
R32冷媒ヒートポンプの採用とガスと電気の効率的な暖房でランニングコスト低減
効率の良いR32冷媒ヒートポンプを採用することで、暖房ランニングコストを低減することができます。
また、各電力会社の時間帯別料金プランと外気温に合わせて最もコストメリットが出るようヒートポンプとガス給湯暖房熱源機を最適に制御し運転を行います。
灯油システムに比べて年間約46,200円、オール電化に比べて年間約67,700円光熱費を削減できます。
【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社コロナ 〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号 TEL:0256-32-2111(代表)、E-mail:info@hode01.corona.co.jp ○報道関係からのお問合せ先・・・広報室 ○お客様からのお問合せ先・・・営業本部 |