株式会社コロナ

令和6年度 関東地方発明表彰 「発明奨励賞」を受賞

2024年11月 1日

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株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:大桃満)は、公益社団法人発明協会が主催する「令和6年度関東地方発明表彰」において、以下の2つの発明が「発明奨励賞」を受賞しました。
今回の受賞により、平成元年(1989年)以降の当社の地方発明表彰受賞件数は、累計で93件となりました。

受賞内容

賞の種類:発明奨励賞
受賞名称:室内熱交の結露洗浄性能を向上したエアコン

当社エアコンの一部機種に搭載されている室内機の熱交換器の洗浄機能は、室内の空気中に含まれる水分を活用し、熱交換器を結露させて洗浄する方式を採用しています。
本発明は、冷房運転後は特に室内の湿度が低く、熱交換器の洗浄に必要な水分が充分に得られないという課題に対して、洗浄運転の初期段階において、室温が基準値に達するまで洗浄用暖房運転を行い、室内の空気中の水分を増加させることによって、充分な水量で熱交換器の洗浄を可能とした発明です。
当該発明は、ルームエアコン「ReLaLa(リララ)」のZシリーズ「CSH-Z2824R」などに、「アクアドロップ洗浄」として搭載されています。

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熱交換器の洗浄時イメージ

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アクアドロップ洗浄が搭載された
CSH-Z2824R

賞の種類:発明奨励賞
受賞名称:自然対流型オイルレス電気暖房機

当社の自然対流型オイルレス暖房機「ノイルヒート」は、本体内にあるヒーター管に電気を通して発熱させて、その熱を利用して空気と対流させることでお部屋を暖める電気暖房機です。
ヒーター管は、その両端にある端子から電気を通す仕組みですが、ヒーター管の熱を効率的に放熱し、空気と対流させて暖房効率を高めるために、ヒーター管そのものや、ヒーター管の熱を放熱させる放熱部の配置に対する課題がありました。
そこで、本発明はヒーター管をU字型にして、放熱部と一体化することで放熱ロスを無くし、ヒーター管の両端にある端子を同一方向に集約して上下に並べて配置することで、放熱によって空気が対流出来る面積を広く確保し、暖房効率を向上させた発明です。

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ヒーター管の配置イメージ

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本発明の構造を搭載したDHS-1524(TC)

地方発明表彰について (「令和6年度地方発明表彰 開催要項」から抜粋)

本発明表彰は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に開始されたものです。全国を8地方に分け、北海道地方発明表彰、東北地方発明表彰、関東地方発明表彰、中部地方発明表彰、近畿地方発明表彰、中国地方発明表彰、四国地方発明表彰及び九州地方発明表彰を実施し、各地方において優秀な発明、考案、又は意匠(以下「発明等」という。)を完成された方々、発明等の実施化に尽力された方々、発明等の指導、育成、奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。

表彰式について

令和6年度の関東地方発明表彰の表彰式につきましては、下記のとおり開催されます。
日程:2024年11月15日(金曜日)
場所:ANAクラウンプラザホテル新潟 (新潟市中央区万代5-11-20)
(公益社団法人 発明協会 https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R6/chihatsu_jusho.html

【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社コロナ
〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号
TEL:0256-32-2111(代表)、E-mail:info@hode01.corona.co.jp
○報道関係からのお問合せ先・・・総合企画部広報室
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