株式会社コロナ

『各世代の災害・停電時の対策に関する調査2022』~全世代の約6割が直近1年で「停電への危機・節電意識が高まった」と回答!~

株式会社コロナは、全国のZ世代・ミレニアル世代・バブル世代(※1)の男女計400名を対象に、『各世代の災害・停電時の対策に関する調査2022』を実施しました。(調査時期:2022年8月、調査方法:インターネットによるアンケート調査)。

各世代の災害・停電時の対策に関する調査2022

※1:本調査では、25歳をZ世代、35歳をミレニアル世代、55歳をバブル世代と定義。 
※2:降雪地域=2019年度の年間降雪日数(気象庁)の上位10都道府県より、北海道、東北6県、新潟県、石川県、長野県と設定

直近1年で「停電への危機意識・節電意識が高まった」と回答したのは、全世代で約6割!
バブル世代が最も高く、Z世代でも2人に1人以上が意識が高まったと回答!

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直近1年の停電への危機意識・節電への関心度の変化を調査したところ、全世代の59.3%が「とても高まった・やや高まった」と回答しました。
世代別で比較すると、バブル世代の70.2%が最も多く、意識が「とても高まった・やや高まった」と回答し、他世代と比べ、最も自分ゴト化していることが明らかになりました。Z世代でも52.3%は意識が「とても高まった・やや高まった」と回答しました。今年は特に、政府からの全国への節電協力の呼びかけや、災害による停電が発生するなど関連した話題が多くみられたこともあり、若年層でも意識が高まっている傾向にあることがうかがえます。

また、「とても高まった・やや高まった」と回答した人に対して、どのようなことをしているか?と行動の変化についても質問したところ、「毎月の電力使用量を見るようになった」が52.7%と最も多くの回答を得られました。次いで「災害・停電時グッズを揃えるようになった」が40.1%、「防災マップなどで避難場所や導線の確認をした」が16.0%という結果となりました。世代別では、ミレニアル世代で「災害・停電時グッズを揃えるようになった」が48.6%と、対策グッズの準備について積極的に行動している人が多いことがうかがえます。

災害・停電時グッズの中で今後購入を検討しているのは「災害用家電」「ポータブル電源」!

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災害・停電時グッズについて、どういったものを揃えているか調査したところ、災害・停電時以外にも使える食料品・医薬品が72.6%、災害用家電(その他/ライト・ラジオ)が47.4%、災害用家電(温度調節系/扇風機・ヒーターなど)が29.5%という結果となりました。

次に、災害・停電時グッズについて、どのようなものの購入を検討しているかを質問したところ、災害用家電(温度調節系/扇風機・ヒーターなど)が最も多い30.5%、2位はそれらの家電や連絡手段として必須なスマートフォンの充電などにも活用できるポータブル電源で29.5%、3位は食料品・医薬品で17.9%という結果になりました。

世代別でみると、ミレニアル世代とZ世代の約4割が災害用家電(温度調節系/扇風機・ヒーターなど)を「購入検討中」と回答しました。中でも、家電や日用品へのこだわりも強い層が比較的多いといわれているミレニアル世代の男性は、約5割が「購入検討中」であり、他の性別や年代と比べ多いことがわかりました。

また、「食料品・医薬品」は、バブル世代女性のみで見ると、約4割が「購入検討中」と最も多い結果となり、日常的に災害・停電時グッズも揃えたい意識が働いていることがうかがえます。

約4割が災害・停電時グッズを選ぶ上で「日常使い出来ること」「コンパクトさ」を重要視!

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災害・停電時グッズを購入する上で最も重視するポイントを調査したところ、全体では約4割以上の人が災害・停電時グッズを選ぶ際に、日常使いできることやコンパクトさを重視していることが明らかになりました。
またZ世代では、「価格」(37.1%)はもちろんのこと、「自宅・屋外・旅行先で日常使いが出来ること」(28.8%)や「コンパクトさ」(15.2%)も重視される結果となりました。

以上のことから、コンパクトさも含めて、日常で使用することを前提にしたグッズの選び方がトレンドとなっていることがうかがえます。バブル世代女性では、「機能性」(32.8%)を重視する回答が最も多く、他世代と異なる傾向もみられました。

冬期の災害・停電時の寒さ対策について、約7割が不安を抱えている!

一方で、対策用に暖房グッズをすでに準備している人は全世代の15%に留まる結果に。

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冬期の災害・停電時の寒さ対策への意識について調査したところ、68.3%の人達が不安や懸念を抱いていることが明らかになりました。

一方、実際の寒さ対策用にどんなものを準備しているかについて質問したところ、不安や懸念を抱いている人が多い中でも、暖房グッズを準備している人は15%しかいないことが判明しました。ただ、暖房グッズを「すでに準備している」と回答した人については、「防寒衣類・寝袋」が68.3%、「電源不要 石油ストーブ」が39.0%、「電源不要 カセットガス暖房機」が19.5%、「その他」が4.9%でした。約4割がきちんと暖を取るための対策として「電源不要 石油ストーブ」を準備しており、災害・停電時の寒さ対策の必需品として捉えている層も一定数いることがうかがえます。

また、季節を問わず、災害・停電時の対策として意識または準備していることについて質問したところ、「食料品・水分・衣類」(41.5%)、「電気・電力」(18.5%)、「室温」(4%)の順に回答が多くなりました。「食料品・水分・衣類」などの生活必需品に対する意識は高い中、「室温」を気にしている人は少なく、暑さ・寒さ対策は後回しになっていることが明らかになりました。

「寒さ対策について懸念している」と答えた人のうち、「暖房グッズを準備済み、または購入を 予定」している割合は、降雪地域以外の方が高い結果に。

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最後に、冬の災害・停電時の寒さ対策について地域別でも調査を実施しました。

その結果、「寒さ対策について懸念している」と答えた人の中で、「暖房グッズを準備済み、または購入を検討」している割合は、降雪地域では30.3%、それ以外の地域では37.4%となり、降雪地域以外の方が災害・停電時の寒さ対策への意識が高いことが明らかになりました。

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