夏に酷使したエアコンは、エアフィルターにホコリが蓄積している場合があります。エアフィルターが目詰まりすると、冷暖房能力を弱め、電気のムダが発生します。2週間に一度はぜひエアフィルターのお掃除をしてください。また、エアフィルターを付け忘れると、エアコン内部が汚れて故障の原因になるので注意が必要です。
②晴れの日はカーテンやブラインドを開けて、お部屋を暖める
晴れた日中は日光を入れてお部屋を暖めると暖房効率が上がります。また、夜間はカーテンやブラインドを閉めることで熱のもれを防げます。
③室外機の周りを片付ける
室外機の周囲に物を置いて吸込口・吹出口を塞ぐと、熱交換するための空気が流れにくくなり、エアコンの性能が低下します。室外機の周囲にモノが無いか確認してください。
④室内温度は適温にする
暖めすぎは健康に良くないだけでなく、電気のムダ使いにもなります。設定温度を1℃低くすると約10%の省エネになりますので、こまめに温度調節をしましょう。
⑤風向調整を上手に使う
室温がむらにならないように風向を調節してください。暖房時、温風は下向きに吹き出すようにするとお部屋の温度が均一になりやすいです。温かい空気はお部屋の上にたまりやすいので、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させるのも効果的です。
⑥省エネには「弱風」「微風」より「自動運転」
運転開始時「弱風」「微風」で運転すると、設定温度に達するまで時間がかかり電気をムダに消費する場合があります。省エネには運転状態に合わせて最も適切な風量の設定ができる「自動運転」がオススメです。
⑦タイマー機能を活用しましょう
就寝時などはタイマー機能を活用し、必要なときだけ運転しましょう。電気のムダが省けます。
⑧こまめにON/OFFを行うより、温度設定で調節
お部屋の温度が適温レベルになったら、ON/OFFを繰り返すより設定温度の調節をして適温を維持しましょう。電気のムダな消費を抑えられます。
⑨湿度を調節する
湿度が上がると体感温度が上がります。加湿器等を利用してお部屋の湿度を上げることで、低めの設定温度でも快適に過ごせます。電気のムダを省け、乾燥のしすぎも防げます。
外気に接する窓の下や壁面に置くと、冷気がファンヒーターで暖められ温風として対流しますので効果的です。
温風吹出口の前面に障害物があると、部屋の温度にむらができるばかりでなく、本体の温度が上昇して危険です。温風吹出口側の空間を広くとれる場所を選んでください。
省エネモードやタイマー機能のある機種は、これらの機能を使うことで省エネになります。
★当社の石油ファンヒーター「WZシリーズ」の「新ecoモード」は室温を20℃に設定します。部屋が暖まったら火力を下げるため、暖めすぎを防ぎ、経済的に室温をキープできます。
〈エコモードの紹介〉
※1 FH-WZ3621BYにおいて新ecoモード設定の有無にて比較。当社住環境試験室(10畳)にて室内初期温度7℃スタートとし、設定温度22℃とした場合の3時間後の灯油使用量の比較。
試算条件:1シーズンの燃焼時間1,900時間を想定。(一般社団法人 日本ガス石油機器工業会自主基準より)
●灯油価格81円/L(税込)(2021年1月4日 全国平均店頭価格 資源エネルギー庁発表)