重大製品事故一覧(令和元年11月公表分)
事故発生日 (公表日) | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
令和元年10月7日 (令和元年11月1日) |
石油温風暖房機 (密閉式) |
FF-VG4215S | 火災 | 当該製品を焼損する火災が発生した。 | 北海道 | 当該製品は、気化ヒーターのリレー接点部が溶着して電源プラグをコンセントに接続したときから気化ヒーターが連続通電状態となり、且つバーナー下部に取り付けられた気化器サーモスタットの動作不良により、気化器のアルミ製ポット部が過熱されて溶融し、底面に垂れ落ちて送風ホースを焼損したものと推定されるが、当該製品にエラー表示が出ていたにもかかわらず、使用者が電源プラグを抜かなかったことも事故発生に影響したものと考えられる。 なお、取扱説明書には、「エラーが表示されたときは、取扱説明書に記載された処置方法により対処すること。調べても良くならない場合は、電源プラグを抜いて販売店等へ連絡する。」旨、記載されている。 |
令和元年10月25日に消費者安全法の重大事故等として公表済 |
令和元年11月12日 (令和元年11月29日) |
石油ストーブ (開放式) |
SX-C260Y | 火災 | 当該製品の給油タンクに給油後、当該製品に戻す際に灯油がこぼれて引火し、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 京都府 | 使用者が当該製品を消火せず給油を行った際、カートリッジタンクの蓋(口金キャップ)が閉まったと誤認し、半ロック状態であったため、カートリッジタンクをタンク室に戻す際に蓋が外れ、漏れた灯油に引火し、火災に至ったものと考えられる。なお、取扱説明書には、「給油時は必ず消火する。」旨、記載されている。 | 製造から20年以上経過した製品 平成20年9月17日からリコールを実施 改修率2.2% |