重大製品事故一覧(平成20年1月公表分)
事故発生日 (公表日) | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
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平成20年1月16日 (1月29日) |
石油温風暖房機(開放式) | FH-554DXR | 火災 | 当該製品の運転スイッチを入れてその場を離れ、しばらくして戻ってみると、当該製品から炎が上がっていた。その際、障子と廊下の天井、畳の一部を焼損した。 | 岩手県 | モーターコイルとイグナイター部の焼損が最も著しく、これらの電装部品と長期使用による本体内部に堆積していた埃が影響して発火した可能性が考えられるが、焼損が著しく原因の特定には至らなかった。 | |
平成20年1月4日 (1月25日) |
石油ストーブ(開放式) | SX-E350Y | 火災 軽傷1名 |
消火をしないまま灯油タンクに給油を行い、タンクを本体に戻す際、こぼれた灯油に引火したと思われる火災が発生し、家人が軽い火傷を負った。 | 福井県 | 当該製品から出火した痕跡は認められず、当該製品の付近にふたが開いた給油タンクがおちており、その周辺の床の焼損が激しいことから、当該製品を使用中に消火をせずに給油を行い、給油タンクを製品本体に戻す際に、ふたが外れ、こぼれた灯油に引火して火災に至ったものと考えられるが、使用状況が確認できないため原因の特定に至らなかった。 | |
平成19年12月30日 (1月22日) |
石油温風暖房機(開放式) | GT-E32YC | 火災 | 当該製品周辺が火元と思われる火災が発生した。 | 福岡県 | 事故品の焼損が著しく、使用状況も不明なため、事故の原因の特定に至らなかった。 | |
平成19年12月25日 (1月11日) |
石油給湯機 | UIB-310TX(A) | 火災 | 当該機器から出火し、器具及び家屋の壁を焼損した。 | 埼玉県 | 熱交換器内への煤の堆積により排気ガスが熱交換器とバーナー部の接続部から漏れ、熱交換器内が高温・高圧となり、機器内部を焼損したものと考えられるが、煤が堆積した原因の特定には至らなかった。 | |
平成19年12月27日 (1月11日) |
石油温風暖房機(開放式) | FH-S253DX | 火災 | 当該製品を使用したところ、煙・炎が出て、製品及び畳を焼損した。 | 埼玉県 | 製品の前面下部の焼損が著しく、空気弁のソレノイド部から発火した可能性が考えられるが、焼損が著しく溶融痕等の確認ができなかったため、原因の特定に至らなかった。 | |
平成19年12月19日 (1月8日) |
石油ストーブ(開放式) | SX-E28Y | 火災 | 給油時に当該製品を消火しないで油タンクに給油後、油タンクを戻す時に蓋から灯油が漏れ、火災に至った。事故原因は、当該製品を消火しないで給油を行うという誤使用の可能性もある。 | 和歌山県 | 当該製品を消火せずに給油を行い、こぼれた灯油に引火したために火災に至ったものと思われるが、灯油タンク(ワンタッチ式)の焼損が著しく、確実に蓋がロックされていたかどうかは確認できず、事故原因の特定はできなかった。 | |
平成19年12月20日 (1月8日) |
石油ストーブ(開放式) | SX-C260 | 火災 | 給油時に当該製品を消火しないで油タンクに給油後、油タンクを戻す時に蓋から灯油が漏れ、火災に至った。事故原因は、当該製品を消火しないで給油を行うという誤使用の可能性もある。 | 京都府 | 当該製品のワンタッチ式カートリッジタンクに給油後、使用者が完全にふたを閉めなかったことにより、カートリッジタンクのふたが半ロック状態で維持されたため、カートリッジタンクを本体に戻す際、カートリッジタンクのふたが開いて灯油がこぼれ、当該製品にかかって出火し、火災に至ったものと考えられる。 | |
平成19年12月19日 (1月8日) |
石油給湯機 | UIB-310TX2 | 火災 | 当該機器を使用後、しばらくすると、音がして炎が出た。 | 山口県 | 当該製品内部の電気制御基板部から発火した可能性が高いと考えられるが、当該部分の焼損が激しく事故原因の特定には至らなかった。 | |
平成19年12月24日 (1月8日) |
石油温風暖房機(開放式) | FH-253GT | 火災 | 当該製品の点火スイッチを入れると、白煙が出てきたため中を見ると火が見えたため消火した。 | 福岡県 | 当該製品のバーナー下部の焼損が最も激しく、他の部分には出火の痕跡が認められないことから、バーナー下部から出火したと考えられるが焼損が著しいため、出火の原因の特定には至らなかった。 |