重大製品事故一覧(平成19年12月公表分)
事故発生日 (公表日) | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
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平成19年11月25日 (12月28日) |
石油給湯機付ふろがま | UKB-3100AX(AD)7 | 火災 | 家人が当該機器から発煙しているのを発見した。機器内部が焼損し、建物の壁が煤けた。 | 福島県 | 長期使用により、機器の上面一部が腐食して穴があき、内部に雨水が浸入したために、サイレンサー内部にも腐食による穴があき、排ガスが漏れて高温になったことで、石綿等が焼損したものと推定される。 | |
平成19年12月1日 (12月21日) |
石油ふろがま | BS-2010GSD | 火災 | 入浴して就寝後、異音に気がつき確認すると、浴室付近から出火していた。 | 新潟県 | 缶体と操作台(バーナー部)を固定するターンパルクが取り付けられておらず隙間が生じて炭化物が付着していたことから、当該箇所から漏れた熱気により出火した可能性が考えられるが、使用状況が不明なため原因の特定に至らなかった。 | |
平成19年12月7日 (12月21日) |
石油給湯機付ふろがま | UKB-3300TXA(MS) | 火災 | 家人が風呂を沸かすため点火した後、しばらく経って給湯機から煙が出ているのに気がつき、消火器で消火しようとした時、「ボン」という爆発音がして、炎があがった。 | 神奈川県 | 熱交換器とサイレンサーの接続部の一部で、熱交換器のフランジにめくりあがりがみられたことから、そこから漏れた排気ガスで製品内部が焼損したものと考えられるがフランジの変形の原因の特定には至らなかった。 | |
平成19年11月24日 (12月7日) |
油だき温水ボイラー | FF-500U | 火災・軽傷1名 | 5時間後に点火するためタイマーをセットし就寝したところ、翌朝パチパチと音がしてボイラー室内で火災が発生していた。 | 長野県 | ボイラーの電気配線に短絡痕が確認されたことから、稼働時の製品内部からの出火と考えられる。事故品は、全体的に焼損が激しく、配線、基板等の確認ができず、出火箇所及び事故原因の特定はできなかった。 | |
- (平成19年12月16日) |
電気給湯機 | CHP-H3014AM | 火災・軽傷2名 | 当該機器付近から出火する火災が発生した。 | 千葉県 | 当該製品には発火の痕跡は確認されなかったことから、当該製品から出火したとは特定できず、当該製品周辺にも発火源となるものが確認できなかったことから、火災原因の特定には至らなかった。 |