重大製品事故一覧 (平成24年3月公表分)
事故発生日 (公表日) | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
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平成22年12月1日 (平成24年3月23日) |
エアコン(室外機) | RV-25AC | 火災 | 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 大阪府 | 当該製品の残存物には、出火の痕跡が認められなかったが、焼失している部品があることから、製品起因か否かも含め、事故原因の特定に至らなかった。 | 平成22年10月1日にガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因か否かが特定できていない事故として公表していたもの 製造から約16年経過 |
平成22年9月10日 (平成24年3月23日) |
エアコン | 不明 | 火災 | 建物が全焼する火災が発生した。現場に当該製品があった。 | 秋田県 | 当該製品の焼損が著しく、部品の一部が確認できないことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定に至らなかった。 | 平成22年10月1日にガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因か否かが特定できていない事故として公表していたもの |
平成24年3月4日 (平成24年3月21日) |
石油給湯機 | UIB-3300TXA(MS) | 火災 | 店舗で当該製品を使用後、ブレーカーが作動したため確認すると、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。 | 福島県 | 当該製品は、家庭での使用に加え、頻度の多い飲食店での使用により、ノズルが劣化し、噴霧不良による異常燃焼により熱交換器へススが付着したことから、排ガス温度が上昇し、排気経路のパッキンやシール剤が熱で劣化して機器内部へ高温の排ガスが漏れ、機器内部の焼損に至ったものと考えられるが、焼損が著しく、発火源の特定には至らなかった。 | 製造から10年以上経過した製品 |
平成24年3月1日 (平成24年3月16日) |
石油給湯機付ふろがま | UKB-LD300X(FFK) | 火災 | 異音と異臭がしたため確認すると、当該製品を焼損する火災が発生していた。 | 北海道 | 当該製品は、当該事業者のサービス認定店が行った修理時に、イグナイターの二次側端子が放電電極の端子に正しく接続されなかったことにより端子部でスパークが発生し、ゴム製の電線被覆が焼損、更に上部に位置するゴム製の給気ホースに燃え広がったものと考えられる。 | |
平成24年2月22日 (平成24年3月13日) |
石油ストーブ(開放式) | SX-3080Y | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品を消火せずにカートリッジタンクを外しその場を離れたところ、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 鳥取県 | 当該製品には異常燃焼が確認されないことから、置き台に堆積したホコリに何らかの火種が着火して火災に至ったものと考えられるが、置き台に着火源となる要因が確認できず、着火源や発火場所の特定ができなかったことから、事故原因の特定には至らなかった。 | |
平成24年2月21日 (平成24年3月6日) |
石油給湯機付ふろがま | UKB-3300TXA (MS) |
火災 | 当該製品を使用後、停電したため確認すると、当該製品から発煙し、当該製品を焼損する火災が発生していた。 | 新潟県 | 本来、本体の外側に引き出すものである当該製品の電源コードの余長部分が、本体内のサイレンサに近接した位置に押し込まれており、著しくく焼損し、溶融痕が認められたことか、当該電源コードの余長部分がふろがま本体内部に押し込まれてたため、本体内部で高温の影響により絶縁被覆が劣化して短絡、火花が周辺コード等の被覆に着火し火災に至ったものと考えられるが、設置時の状況が不明であり、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から10年以上経過した製品 |