重大製品事故一覧（平成２８年１月公表分）
| 事故発生日 （公表日） | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成28年1月17日 (平成28年1月29日) |
石油給湯機 | UIB-310TX2（A) | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品を焼損し、周辺を汚損する火災が発生した。 | 広島県 | 当該製品のプリント基板周辺が著しく焼損しており、プリント基板以外の部品から出火の痕跡が認められなかったことから、プリント基板周辺で発熱、発火し、機器内部を焼損するとともに、送油パイプが外れて漏れた灯油に着火したものと推定されるが、プリント基板の大部分が焼失しているため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から25年以上経過した製品 |
| 平成28年1月13日 (平成28年1月29日) |
石油給湯機 | UIB-3300TXA(F) | 火災 | 当該製品を焼損する火災が発生した。 | 神奈川県 | 当該製品内部から出火し、内部配線、部品を焼損させたものと推定されるが、当該製品内部の焼損が著しいことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から15年以上経過した製品 |
| 平成27年12月29日 (平成28年1月19日) |
石油ストーブ（開放式） | SX-D27WYA | 火災 死亡1名 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、1名が死亡した。 | 大阪府 | 当該製品は灯油の漏れや異常燃焼の痕跡はなく、ワンタッチ式ふたのリコール対象機種で未対策品であるものの、給油タンクのワンタッチ式ふたより漏れが認められ、また半ロック状態も再現されたことから、給油タンクを本体から抜き出した際かあるいは、給油タンクを本体に戻す際に灯油がこぼれ、こぼれた灯油が発火して周辺に拡大したものと考えられるが、事故当時の詳細な状況が不明であり製品に起因するか否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | |
| 平成27年12月28日 (平成28年1月15日) |
石油温風暖房機（開放式） | FH-S253DX | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 新潟県 | 当該製品に異常燃焼及び油漏れの痕跡は認められなかったが、送油経路の焼損が著しいため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から30年以上経過した製品 |
| 平成27年12月20日 (平成28年1月8日) |
石油ストーブ（開放式） | SX-1850 | 火災 | 当該製品の給油タンクに給油後、当該製品に戻す際に灯油がこぼれ、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 滋賀県 | 当該製品はワンタッチ式ふたのリコール対象機種の未対策品で、使用者が給油タンクに給油後本体に戻す際に、ワンタッチ式ふたが開いたか先端部から灯油が漏れたことで灯油がこぼれて当該製品にかかり、こぼれた灯油が燃焼し拡大したと考えられるが、給油タンクを放り投げたとのことから、ワンタッチ式ふたが変形を受けた可能性があり、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から20年以上経過した製品 |
| 平成27年12月15日 (平成28年1月8日) |
石油給湯機 | UIB-310TX3(M) | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 茨城県 | 当該製品は、着火や燃焼不良により熱交換器にススが詰まり、内部温度が上昇して電磁ポンプのＯリングが劣化し、漏れた油に着火し出火した可能性があるが、電磁ポンプの焼損が著しく、事故前のエラーの詳細も不明であることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から20年以上経過した製品 |
