重大製品事故一覧(平成28年2月公表分)
事故発生日 (公表日) | 製品名 | 機種・型式 | 被害状況 | 事故内容 | 事故発生 都道府県 | 事故の原因 | 備考 |
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平成28年1月30日 (平成28年2月23日) |
石油ストーブ (開放式) |
SX-E350Y | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 神奈川県 | 使用者が当該製品を消火せず、カートリッジタンクに灯油を給油してタンク収納部へ収納した時に、何らかの原因でふた(口金)が開き、灯油がこぼれ、燃焼中の火源により着火し、出火に至ったものと推定されるが、使用者が給油後にワンタッチ式のふたが閉まる音を確認したカートリッジタンクのふたが開いた原因については特定できなかったため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定はできなかった。 なお、本体表示には、「給油は必ず消火してから行う」「給油時消火」の旨、表記されている。 | |
平成28年1月30日 (平成28年2月16日) |
石油ストーブ (密閉式) |
UH-F70PAK8 | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 秋田県 | 当該製品に出火に至る異常が認められないことから、背面の対流用モーターに堆積したホコリに着火し、焼損したものと考えられるが、着火源の特定ができなかったため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | |
平成28年1月23日 (平成28年2月16日) |
石油ストーブ (開放式) |
SX-E2911WY | 火災 死亡1名 |
当該製品に給油後、建物を全焼する火災が発生し、1名が死亡した。 | 奈良県 | 当該製品に異常燃焼の痕跡は認められず、カートリッジタンクからの油漏れも認められなかったが、詳細な使用状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | |
平成27年11月17日 (平成28年2月9日) |
石油ストーブ (開放式) |
RX-2212Y | 火災 | 当該製品を使用中、建物を全焼する火災が発生した。 | 山口県 | 当該製品の焼損は著しく、詳細な使用状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | |
平成28年1月20日 (平成28年2月12日) |
石油ストーブ (開放式) |
SX-B26Y | 火災 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 静岡県 | 当該製品は、長期使用(15年以上)によりカートリッジタンク口金の弁ゴムが劣化し、気密性が損なわれたため、給油後のカートリッジタンクを本体にセットする際に口金から灯油が漏れ、漏れた灯油が燃焼を続けていた当該製品に掛かり、出火に至ったものと推定されるが、使用者が当該製品を消火せずに給油したことや、カートリッジタンクの口金部分から灯油漏れがあることを知りながら、継続使用したことも事故発生に影響したと考えられる。 なお、取扱説明書には「給油は、必ず消火してから行う。火災の原因になる。」「灯油漏れがある場合は、修理を依頼する」旨、記載されている。 |
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平成28年1月13日 (平成28年2月2日) |
石油温風暖房機 (半密閉式) |
SF-A32E | 火災 | 工場で当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 群馬県 | 当該製品に異常燃焼の痕跡は認められなかったが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 製造から35年以上経過した製品 |