ウインドエアコン(窓用エアコン)の排水(除湿水)はどのように処理しますか?
排水(除湿水)の処理方式は、「冷房専用タイプ」か「冷暖房兼用タイプ」かによって異なります。
【冷房専用(CW)タイプ】
ノンドレン方式を採用しています。運転中に出る排水(除湿水)をエアコン内部で蒸発させ、機外には出さないようになっています。そのためドレンホースは必要ありません。
【冷暖房兼用(CWH)タイプ】
ドレン工事による排水処理が必要となります。また、室内での排水も可能です。
ドレン工事の方法
- ドレン水を適正なところまで導きます。
- リターンドレン⑩を取付枠より引き出し、ガラス戸にリターンドレン⑩が引っかかったりせず、スムーズにガラス戸が開閉するか確かめてください。
- 雨戸の戸袋側への据え付け、シャッター式の雨戸への据え付けの場合には、リターンドレン⑩の自動動作が不可能になります。この場合は、戸締まり時には、リターンドレン⑩は手で収納してください。
1窓枠にドレン皿⑪とドレン皿止め板⑫を取り付けます。
※リターンドレン⑩の先端がドレン皿⑪の中心になるように取り付けます。
リターンドレン⑩がガラス戸の開閉時ドレン皿⑪に当たらない取り付け方をおこなってください。
2ドレンホース⑬をドレン皿⑪に接続します。
※延長する場合は市販のビニルホース(内径φ16㎜)を接続してください。
【注意】
ガラス戸のガラスと、戸のふちの段差が大きく、リターンドレン⑩が引っかかって戸が開かない場合は、段差をなくすため図のように、ガラス戸にスペーサー⑭を貼り付けます。
室内排水の場合
1本体左側面のスリット穴部を打ち抜き、ゴム栓をプライヤなどで取りはずします。
2取りはずしたゴム栓を本体底部の室外排水口に取り付けます。
3ドレンホースのΦ16mm径側を図の位置へしっかりと差し込みます。