加湿器のお手入れ方法
お手入れをせずに使用を続けると、雑菌やカビが繁殖し悪臭が発生したり、加湿量の低下や送風音が大きくなる原因になります。定期的にお手入れしてください。
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●ベンジン・シンナー・みがき粉などではふかない。(変色、変形の原因)
●水槽を取り出した後、本体内部の金属網に触れない。(けが、故障の原因)
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●必ず運転を止め、差込プラグをコンセントから抜いて、本体内部が冷えるのをまってから(約10分くらい)お手入れを行う。(やけど、けがの原因)
●化学ぞうきんをご使用の際は、その注意書にしたがって使用する。(変色、キズの原因)
●清掃後は、必ず各部品を元通りにセットする。(やけど、けが、故障の原因)
UF-HVシリーズ
UF-Hシリーズ
本体・ふたの清掃(1ヶ月に1回程度)
水を含ませたやわらかい布で汚れをふき取ってください。
タンク内の清掃(毎日)
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タンク内に水を半分ほど入れ、キャップを閉めてタンクをよくふり、排水してください。(これを2~3回くり返します)
エアフィルターの清掃(1週間に1回程度)
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エアフィルターカバーをはずし、エアフィルターを取り出し、掃除機などでエアフィルターのほこりを吸い取ってください。
※掃除機でエアフィルターを吸い込まないように注意してください。
※使い続けるうちに変色することがありますが、使用上の不具合はありません。
●汚れがひどくなると風の出かたが弱くなったり、正しい湿度検知をしなくなりますので、早めに清掃してください。
●エアフィルターの汚れがひどいときは、水またはぬるま湯でのつけ置き洗いが可能です。洗った後は、よくすすぎ陰干しして十分に乾燥させてください。
加湿フィルターと水槽の清掃(2週間に1回程度)
(1)ふたとタンクを本体からはずす。
(2)水槽を本体から引き出し、加湿フィルターを上方に持ち上げ、取りはずす。
(3)除菌材を取りはずす。
※除菌材をなくさないように注意してください。
(4)水槽内の水を捨て、歯ブラシなどで水あか・汚れを落とし、水洗いする。
※フロートをはずさないでください。
(5)加湿フィルターを水洗いする。
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※加湿フィルターの枠をはずさないでください。
(変形、損傷の原因になります。)
※加湿フィルターに力を加えないでください。
(変形、損傷の原因になります。)
①表面についた水あか(白や茶色の固まり)・汚れなどを洗い落す。
②すすぎ洗いをする。新しい水に入れ換え、加湿フィルターをゆすりながらすすぎ洗いを2~3回くり返す。
①水またはぬるま湯(約40℃以下)に台所用合成洗剤(粉末)を入れて溶かす。
②加湿フィルターを入れてつけ置き洗いをする。(約30分~60分)
③すすぎ洗いをする。新しい水に入れ換え、加湿フィルターをゆすりながらすすぎ洗いを2~3回くり返す。
(洗剤の成分が残ると、臭いや故障の原因になります。)
①水またはぬるま湯(約40℃以下)にクエン酸を入れて溶かす。
使用量:水1Lあたり約10g(大さじ1杯)の割合で入れてください。
(濃度が高いと加湿フィルター損傷の原因になります。)
クエン酸は薬局で市販されているものをご使用ください。クエン酸は食品添加物で食品衛生上は無害ですが、幼児の手の届かないところで保管してください。
②加湿フィルターを入れてつけ置き洗いをする。(約2時間)
③すすぎ洗いをする。新しい水に入れ換え、加湿フィルターをゆすりながらすすぎ洗いを2~3回くり返す。
(クエン酸の成分が残ると、臭いや故障の原因になります。)
(6)加湿フィルターを水槽に取り付ける。
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加湿フィルターの軸を水槽の溝に確実に挿入します。
加湿フィルターを軽く押して回転することを確認してください。
(7)除菌材を取り付ける。
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水槽の図の位置に入れてください。
※フロートにはさまらないように注意してください。
※除菌材の表面が緑色に変色する場合がありますが、異常ではありません。そのままご使用になれます。汚れは布などでかるくふきとり水洗いしてください。
(8)水槽を本体に取り付ける。
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加湿フィルターを水平にして、水槽を本体の奥まで挿入してください。取り付けが確実でないと、「運転」ランプが点滅(給水表示)したり、加湿フィルターが回転しなかったりして、運転しません。
(水槽が奥まで入りづらいときは、加湿フィルターを手で少し回して角度を変えて挿入しなおしてください。)
(9)タンクとふたを取り付ける。
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加湿フィルター
交換用加湿フィルター(型式 UF-H10) ※コロナストアからもご購入いただけます。
●お手入れしても次のような場合は8シーズン※(約48ヵ月)以内でも交換してください。
・臭いや水あかが取れない。
・傷みや型くずれがひどい。
●水質により、加湿フィルターの寿命は異なります。
●古い加湿フィルターは不燃物として廃棄してください。
※定格能力に対し、加湿能力が50%に落ちるまでの期間。
・1日の使用時間を8時間、1シーズンを6ヵ月とし、取扱説明書にしたがってお手入れをした場合の交換目安です。
・水質・使用環境によって、加湿フィルターの交換時期は早くなることがあります。