「ソーラーモードアプリ」で太陽光発電の余剰電力を有効活用、もしもの時の備えレジリエンス機能を強化した エコキュートAY5シリーズを発売
2022年2月17日
株式会社コロナ（本社：新潟県三条市、社長：小林一芳）は、太陽光発電の余剰電力を沸き上げ運転に有効活用する「ソーラーモードアプリ」を新たに搭載したほか、災害時の備えとして生活用水の確保を行うレジリエンス機能を強化したエコキュート２０機種（一般地仕様：１１機種、寒冷地仕様：９機種）を2022年６月から順次発売します。
スマートフォン専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」に「ソーラーモードアプリ」を新たに搭載しました。太陽光発電の余剰電力を活用してエコキュートの沸き上げを行う機能が、スマートフォンのアプリで対応可能になりました。クラウドの天気予報から、最適な沸き上げ運転を自動で行います。通常は夜間に行うエコキュートの沸き上げ運転を、太陽光発電の余剰電力を活用し、一部昼間に移行して沸き上げを行うので、エネルギーを効率的に使うことができます。
また近年、毎年のように全国各地で自然災害が頻発していることを受け、停電や断水などの発生が予測される際に、アプリやリモコンからの操作で、エコキュートの貯湯タンクや浴槽内に生活用水を確保することが可能になりました。
これまでも停電時にお湯が使えるだけでなく、断水時も貯湯タンクの非常用取水栓から生活用水を確保することができましたが、新機能はこれまでのレジリエンス対応をさらに強化したものになります。
当社は、暮らしに安心やゆとりを提供し、「快適で心はずむ毎日」の実現を目指すとともに、エネルギーの効率的な利用などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
新製品の特長
１．新搭載の「ソーラーモードアプリ」で太陽光発電の余剰電力を有効活用
当社は2017年度より、太陽光発電の余剰電力でエコキュートの沸き上げ運転を行う機能を搭載してきました。ＨＥＭＳと接続して天気予報を基にエコキュートの運転を計画する「ソーラーモードプラス」、手動で設定する「ソーラーモード」に加えて、新製品はスマートフォン専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」に「ソーラーモードアプリ」を搭載し、ＨＥＭＳの導入不要で、クラウドの天気予報を基に最適な沸き上げ運転を自動で行えるようになりました。
２．もしもの時の備え、レジリエンス機能がさらに充実
停電や断水の発生が予測される時は、アプリや台所リモコンで設定することで生活用水の確保ができます。
厚生労働省の『水道の耐震化計画等策定指針』に記載している「応急給水量等の目標設定例」には、災害発生から３日までの応急給水量は、飲料水として一人に１日３Ｌを目安として設けています。しかしトイレや洗面、洗濯などの生活用水の確保に関しては、災害発生から数日間は難しいと予想されます※１。 新製品は、断水に備え、アプリやリモコンから浴槽内に水はりを行うことで、トイレや洗濯などに使用する生活用水を多く確保できます。さらに停電に備え、貯湯タンク内のお湯を満タンに沸き上げることができるので、洗面などにもお使いいただけます。
新製品の仕様
〇開発中につき仕様等が変更になる場合があります。
※１：応急給水量等の目標は一例です。各自治体により異なります。
厚生労働省『水道の耐震化計画等策定指針』 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000089462.pdf
※2：エマージェンシーストップ機能付き。万一の本体水漏れ時に、ただちに給水を止めるセーフティ機能です。ただし貯湯ユニット内に貯まっているお湯（水）までストップする機能ではありません。受注生産品のため、納期は受注後約３ヶ月です。
| 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社コロナ 〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号 TEL：0256-32-2111（代表）、E-mail：info@hode01.corona.co.jp ○報道関係からのお問合せ先・・・広報室 ○お客様からのお問合せ先・・・営業本部 |
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