シーズン終了後のしまい方を教えてほしい。しんの手入れ方法を教えてほしい
石油ストーブのしまい方(動画)
下記(1~6)の手順に従って、から焼き(しんのクリーニング)を行い、電池を外し、固定タンク、給油タンクの灯油を抜いて保管してください。
1.灯油を抜き取る
給油タンクと固定タンク内の灯油を抜き取ってください。
- 給油タンクの灯油を抜き、タンクを空にしてください。
- オイルピンを取り出し、固定タンク内の灯油を市販の給油ポンプなどで抜き取ってください。
灯油を抜いたあと、固定タンク内の水やゴミをふき取り内部を乾燥させてください。 - オイルピンの紛失には注意してください。
- オイルピンは、もとどおりピンをまっすぐ上を向くように、確実に下まで押し込んで固定タンクに取り付けてください。
2.しんの手入れ(から焼き)を行う
以下の手順で手入れ(から焼き)をおこなってください。
<注意>
風の当たらない場所でおこなってください。風があたると赤火が出たり、異常燃焼の原因になり危険です。しんの手入れ中はにおいがしますので換気をしてください。
- 空タンクをセットする
給油タンクの灯油を抜いて、空タンクをセットしてください。
セットしないとしんが下がってしまいます。 - 点火操作をする
- そのまま灯油がなくなって、火力が小さくなるまで放置する。
- 火力が小さくなったらしんをいっぱいに上げ、消火するまで燃焼させる。
- 消火したあと、ストーブが冷えたことを確認しストーブの掃除をおこなってください。
※SLタイプ・KTタイプの場合は油タンクを空にして点火操作を行い、から焼きをおこなってください。
消火後、ストーブが十分冷えてから掃除をおこなってください。
3.乾電池をはずす
電池ケースから乾電池をはずしてください。
4.ストーブ内部のゴミやほこりを取る
ストーブ内部のゴミやほこりをしめらせたやわらかい布やブラシなどで取ってください。
5.耐震自動消火装置を作動させる
ストーブの耐震自動消火装置を作動させてください。
6.保管する
包装箱に入れて湿気のない場所に水平に保管してください。
・取扱説明書も大切に保管してください。
<注意>
逆さにしたり、傾けたり、横倒しの状態では絶対に保管しないでください。
※来シーズンにお使いになるときは、耐震自動消火装置の作動を2~3回繰り返し、しんが最後まで下がることを確かめてください。