石油ファンヒーターのしまい方
長期間使用しない場合は、お手入れを行ってください。お手入れを行うことで、来シーズンも安全にお使いいただけます。
ご紹介する石油ファンヒーターのしまい方はお手持ちの取扱説明書に記載がございますので、合わせてご覧ください。
> こちらから型式を入力して、取扱説明書を入手できます。
点検・手入れは、消火後ファンヒーターが十分冷えてから、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。
※製品によって、このページで説明しているものと色や形状が異なることがあります。
準備するもの
- ポリタンク
- 給油ポンプやスポイト
- 厚手のゴム手袋
※けがをするおそれがあるので、厚手のものを使用してください - 古紙や新聞紙
- (必要に応じて)灯油を入れる深さのある容器
1.灯油を抜き取る
(1)固定タンクからオイルフィルターを取り出す。
給油タンクを抜くと、本体内部に固定タンクがあります。
※オイルフィルターを取り出すとき、灯油が垂れやすいので新聞紙を敷くなど、注意して行ってください。
> オイルフィルターが汚れていたときの掃除方法はこちら
(2)給油タンク・固定タンク内の灯油やごみを市販の給油ポンプやスポイトなどで抜く。
灯油の処分方法については、灯油をお買い求めになった販売店にご相談ください。
(3)オイルフィルターをもとどおりにセットする。
こぼれた灯油はよくふき取ってください。
- 水、ごみなどを残したまま保管すると、さびや穴あきの原因になります。
- 固定タンクの底にたまったごみや水、灯油をふき取った際は、ティッシュなどを固定タンクの中に残さないでください。
〈オイルフィルターが汚れていたとき〉
オイルフィルターが汚れていたときは、オイルフィルターの中の水やごみを取ってからきれいな灯油で洗ってください。
ごみが取れにくい場合は、歯ブラシなどを使うと便利です。
※水洗いは絶対にしないでください。水で洗うと灯油が通過しなくなります。
2.掃除をする
(1)エアーフィルター、温風空気取入口の掃除をする。
エアーフィルターをはずして、掃除機または、ブラシできれいに掃除してください。
温風空気取入口は、フィルターユニットのついている機種ははずして、同様に掃除してください。
フィルターユニットは6か月に一度を目安に、約6時間天日干ししてください。除菌および脱臭性能が回復します。
(2)温風吹出口・本体の掃除をする。
ルーバー及び本体シャッターのない製品は、本体が冷えてから、湿らせたやわらかい布で汚れを落とし、からぶきをしてください。
※ルーバー及びシャッターのついている製品は、手で無理に開けないでください。故障の原因やけがをすることがあります。ルーバー及びシャッターの開け方は、対象製品の取扱説明書をご覧ください。
3.包装箱に入れて、乾燥した場所に水平に保管する
包装箱に入れて、湿気のない場所に水平に保管してください。また、逆さにしたり、傾けたり、横倒しの状態では絶対に保管しないでください。